2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ビブリア古書堂の事件手帖 3 栞子さんと消えない絆

反目し合っていたゲストキャラたちが栞子さんの謎解きを経て和解するところがいい話に纏まっていて少し不満。ほろ苦いまま終わらず上手くいきすぎると物足りない。ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)作者: 三上延出版…

つめたいよるに

短編よりも短い掌編が収められている。小説というより童話に近い内容だ。評価が高いところを見ると日本人には簡素な小説が好みに合うのだろう。つめたいよるに (新潮文庫)作者: 江國香織出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1996/05/29メディア: 文庫購入: 12人 …

ニートの歩き方

久しぶりに読んでいて衝撃を受けた書。2000年頃まで活発に活動していただめ連や老荘思想に通じるものがある。時間を売って得た給料で大量消費することを美徳とする資本主義社会を筆者は憎悪する。「だるい」という感覚を大切にし、やりたくないことを我慢し…

父として考える

これからは学歴よりコミュニケーション能力・グループワーク能力の高さが評価される時代になることで二人の意見は一致している。父として考える (生活人新書)作者: 東浩紀,宮台真司出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2010/07/08メディア: 新書購入: 8人 クリ…