押井守の映像日記 実写映画 オトナの事情

学生時代には年間800本から1000本の映画を見ていた押井守監督も、今では5分や10分の細切れ映像を、サッカーの試合や犬の散歩の時間になるまでの手持ち無沙汰を埋め合わせるために鑑賞したり、風呂場でばた足500回のエクササイズをして代謝が上がり火照った体を扇風機で冷ます間テレビの前に寝っ転がりながら映画を見つつ粗筋解説で内容を補う、脱力したシネフィルになっていた。最初から最後まで通して見ることは滅多にない。映画の構成要素のうち、筋立てよりも戦争と女優が専ら押井監督の関心事のようであり一番言及数が多い。

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