大学の実力 2013

アメリカ、ヨーロッパ、韓国では退学率をきちんと公表してきた。だが日本では長らく退学率が公表されてこなかった。大学側が風評被害を恐れて100年以上もこの大事な数字が隠されたままだったのだ。それぞれの大学の退学率が日本で公表されたのは2008年の「大学の実力」調査がはじめてだった。早稲田は調査に応じていないのでデータがない。これでは数字が表に出せないほど悲惨であると公言しているようなものだ。退学しようと留年しようと悪怯れないところが早稲田らしさだと思うので、臆することなく公表してもらいたい。データを読み解くチェックポイントはデータそのものよりも参考になる。

大学の実力 2013 (暮しの設計)

大学の実力 2013 (暮しの設計)